衆議院の任期が1年を切った。政界は民主・自民の党首選が終わり、衆議院の解散・総選挙へ向けた動きが活発化している。神奈川1区(中区・磯子区・金沢区)では、9月24日現在で現職2人と新人2人の4人が出馬に向けた準備を進めている。9月24日起稿
民主党が政権交代を成し遂げた2009年の衆院選。1区は4人が立候補し、民主党の中林美恵子氏が自民党の松本純氏を破り、初当選を果たした。松本氏は比例代表で復活当選した。 2期目を目指す中林氏(52)。今期は外務委員会理事や予算委員会委員を歴任、党では幹事長補佐を務め、直近では衆議院の議員定数削減法案の通過に尽力した。今後は「被災地への継続的な支援のほか、日米関係強化や円高及びデフレ脱却の戦略を行動に移していきたい」としている。
5期目を目指す松本純氏(62)。現在は党の副幹事長を務め、国会では厚生労働委員会に所属。今後も厚労行政に注力しながら、「『外交・防衛・経済なくして、社会保障の安定なし』というスタンスで、ライフワークである社会保障の充実に向け活動していきたい」と話す。
共産党は3月、党神奈川1区くらし・営業対策委員長の明石行夫氏(53)の擁立を決めた。横浜南部民主商工会副会長も務める明石氏は「景気を落ちこませ、社会保障の充実にもならない消費税増税中止に全力をあげます。原発ゼロの即時実現、全面賠償と徹底除染も訴えたい」とする。
みんなの党は4月、山下頼行氏(39)の擁立を発表。鹿児島県出身。東京大学大学院修士課程を修了後、通信会社に勤務し、「一票の格差」是正を訴えNPOで活動してきた。山下氏は「比例代表制を軸とした一票の格差是正や、道州制による地域主権改革を訴えていきたい」としている。
また、新たな動きを見せる日本維新の会や国民の生活が第一などが候補擁立に動けば事態が大きく変わる可能性もある。
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