２０１４年度の磯子区編成予算案（自主企画事業）の概要がこのほど、発表された。予算総額は９７１２万５千円と13年度より１５４６万円減。防災減災のほか、地域がそれぞれの課題を解決するための取組みを支援するなど、34事業が盛り込まれている。
区は予算編成の考え方として昨年度に引き続き「『地域の人たちとともにつくる暮らしやすいまち・いそご』をめざして」を掲げる。
また、地域の課題を解決するための地域の自助や共助の取組みが今まで以上に大切になっているとの考えを示し、地域活動や地域のつながりに対する行政の支援の重要性と支援実施に取り組んでいくとしている。
４つの柱34事業
具体的には４つの柱のもと、合計34事業を盛り込んでいる。
１つめの柱「地域課題解決のための自主的な場づくり・担い手づくり」には、11事業・２３９９万６千円を計上。重点事業としては、高齢者みんなで支えるまちづくり事業や、「区民のちから」発揮・活用事業などを掲げる。
２つ目の柱「地域のにぎわいや元気を創出する魅力づくり」には、10事業・２５２３万円。商店街にぎわいづくり事業など、あらゆる世代の区民が参加できるイベントの実施などによる商店街復興や地域文化の活性化などをめざす。
３つ目の「自助・共助による安全・安心のまちづくり」は、８事業・１９４３万５千円を計上。地域と一緒につくる安全安心まちづくり事業などを通じ、区民の安全安心確保を進める。
最後の柱「区民ニーズの把握とわかりやすい情報発信」には、５事業・２８４６万４千円。広報よこはま磯子区版発行事業や広報相談事業などに取組み、区民ニーズの把握や分かりやすい情報発信を行っていく。
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