らびすた新杉田 29日で開業10周年 昨年度363万人が利用
JR新杉田駅直結で、商業・業務施設や区民文化センター、住居棟などで構成されている「らびすた新杉田」が、9月29日でオープン10周年を迎える。昨年度は約363万人が利用し、年間を通じて様々なイベントが開催されるなど、杉田地区のランドマークとして地域に定着している。
らびすた新杉田は、1987年に決定された杉田・新杉田の両駅前地区を「核」、杉田中央通り地区を「軸」とした「2核1地軸構想」を基に建設された施設。杉田駅東口地区の核として93年にオープンしたプララ杉田とともに、再開発事業計画が進められた。
「らびすた新杉田」という名称は、施設開業前の03年2月に、新聞やポスター、同地区再開発組合のホームページ上で1カ月間にわたり募集した中から選ばれたもの。飽きられない・覚えやすい・愛着を持ってもらえるという基準を設け、応募総数1417件の中から選定委員会が決定した。「ラ・ビスタ」はイタリア語や英語で「展望・眺望」という意味を持つ。
4日・5日に創業祭
09年には、開業5周年に合わせマスコットキャラクターを制作。名称募集には928通の応募があり、その中から「あいらび」が選ばれ、創業祭でお披露目された。昨年の磯子まつりではパレードに出演するなど、地域の中でも活躍を見せている。
現在は32のテナントが入居し、ピーク時の08年には約378万人が利用。昨年度も約363万人が訪れ、
季節ごとに開催される様々なイベントも開業当時と比べ内容が充実し、地域に定着してきている。
同施設はオープン10周年を記念し、10月4、5日に創業祭を開催する。
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