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磯子区 スポーツトップニュース

公開日:2015.09.17

汐見台小加藤慧一くん
全日本ボウリングで優勝
5年生男子の部

  • 賞状、優勝杯を手にとる加藤くん

 愛知県で先月開催された「第6回全日本ボウリング競技大会」で、汐見台小学校に通う加藤慧一くん(森が丘在住)が小5男子の部で優勝した。昨年4年生の部で準優勝だった加藤くんは「昨年の悔しさを晴らすことができ嬉しい」と喜びを語った。

 この大会は、小学4年生から6年生までの学年別個人戦(男子・女子別)。各都道府県の予選を勝ち上がった選手が出場し、加藤くんは6月に開催された県大会で優勝。全国大会へ駒を進めた。

 全国大会は、予選ラウンド6ゲームの総得点で上位10人が決勝ラウンドへ。決勝ではさらに3ゲームを行い、計9ゲームの得点で順位を決める。加藤くんは、予選を1位で通過。決勝ラウンドもリードを保ち、1756得点で2位に48ポイント差をつけて優勝した。3ゲーム目には258点を記録しハイゲーム賞も受賞した。

 加藤くんは昨年、レーンの油に対応することができずに準優勝に終わった。そのため、今大会に向けて難易度の高い油のコンディションで練習を重ねてきた。「今年はうまく対応することできた」と加藤くんは勝因を語った。

新杉田ボウルで力つける

 5歳でボウリングを始めた加藤くん。幼稚園が終わると区内の新杉田ボウルに通い練習に励んだ。母親の晶子さんは、「ほぼ毎日新杉田ボウルで投げていた」と話す。小学校に入学すると、新杉田ボウルのジュニアチームに所属。小・中・高校生と一緒に練習し力をつけてきた。

 今年1月2日には練習で初めて300点を出し、パーフェクトゲームを達成。今後は、来年の大会での2連覇達成を見据える。

 加藤くんは「今年の大会は一番いい投げ方ではなかった。来年は内容にもこだわりたい。試合の中でパーフェクトを出し、ジュニアユースに入り、国際大会にも出場したい」と話し、さらなる目標を掲げている。

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