日本文化を留学生に教え、交流図る――。磯子高校(鑪英治校長)と姉妹校提携をしているオーストラリア・レーベンズホー高校の生徒10人が9月15日から19日まで磯子高校を訪れ、日本文化を学んだ。
磯子高校とレーベンズ高は昨年、姉妹校提携を締結。今回の訪問はその一環で、お互いの高校を行き来し交流している。昨年は磯子高校から20人の生徒がオーストラリアを訪れた。
レーベンズ高の生徒は、日本文化を学ぼうと、書道の授業を受講。17日には、武道場で空手の体験をした=写真。体験では、空手部の部員が、留学生の前で正拳突きや回し蹴り、ヌンチャクなどを披露。2人1組になり、突きや蹴りを練習した。また、始まりと終わりのあいさつを部員とともに実践し、礼儀を学んだ。
空手体験をした女子留学生は「空手は見たことはあったが、実際にやったのは初めてで楽しかった。形を真似するのが難しかった」と笑顔で話した。
空手部部長の三浦晃希さん(2年)は「言葉では上手く伝えることはできなかったが、一緒に体を動かすことで楽しく交流することができた」と話した。
磯子高校の小野行雄英語科教諭は「留学生と交流することで、生徒には『もっと英語を勉強してコミュニケーションを取りたい』と意識を高く持つきっかけにしてもらえたらうれしい」と振り返った。
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