面や楯などの簡単な防具を身に着け、空気で膨らませた長さ60cmほどの「小太刀」や、100cmほどの「長剣」などを使い、相手の打撃をかわしながら互いに打ち合う「スポーツチャンバラ」。その第41回世界選手権大会が11月1日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場内の体育館で行われる。
世界各国から約2千人の選手が参加する同選手権。区内からは、山王台小学校で練習を行う「山王台スポチャンクラブ」と杉田小学校で練習を行う「横浜杉田スポチャンクラブ」の18人が出場する。
選手権まで2週間を切った10月22日、山王台スポチャンクラブでは選手たちの練習が行われた。インストラクターの神谷幸博さんの指導のもと、小太刀や長剣を手に、二人一組になって打ち合ったり、相手の打撃をかわしたりしながら技を磨いていた。
選手たちは、型の美しさを競う「基本動作」の部と、武器を使って相手と打ち合う「部内競技」「部外競技」の3部門に出場する。浜小学校4年で、基本動作7級と小太刀7級、楯小太刀8級に出場する奥永悟生くんは「小太刀と楯小太刀では前に優勝したことがあるので、今回は基本動作でも優勝したい」と意気込む。山王台小学校6年で基本動作5級、二刀5級、長剣両手6級に出場する宮之前琉花さんも「基本動作ではいつも勝てない子がいる。今回は優勝したい」と話した。
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