2015年度の横浜市民意思調査の結果がこのほど公表され、周辺環境に対して「暮らしやすい」と感じている磯子区民が8割を超えていることが分かった。定住意向は、市平均を上回る6割を超えており、磯子区民は「暮らしやすさ」から住み続けたい意向をもっている結果となった。
学習環境に高い満足度
市民意識調査は、政策立案や市政運営に役立ててもらおうと、市が毎年行っているもの。調査は、昨年5月から6月に行い、20歳以上の2146人から回答を得た。このうち、磯子区民は110人。
周辺環境について区別に聞いたところ、「暮らしやすい」と「どちらかというと暮らしやすい」とした磯子区民の回答者は合計で85・5%に。港北区、西区に次いで市内で3番目に多かった。
周辺環境の満足度の中で、「学校、図書館など教育・学習環境のよさ」を聞く項目では、46・4%が満足と回答した。市内で3番目に高く、市の平均(37・9%)を8・5ポイント上回った。
前回、7割を超え市内で最も高かった「定住意向」は64・5%で市内5位に。ただ、市平均を3・5ポイント上回っていることもあり、このまま住み続けたいと感じている区民が昨年に引き続き多いことが分かった。
区への愛着7割超え
今回の調査では「横浜に対しての愛着」も聞いた。「感じている」「やや感じている」とした磯子区民は85・5%。市平均79・1%を上回り、市全体では4番目だった。「住まいの区に対しての愛着」では、71・8%が感じていると回答。この質問も市内で4番目に高く、区民は、住みやすさを感じながら、磯子区に愛着も持っていることが明らかとなった。
この結果を受け、磯子区区政推進課の担当者は「磯子区は、自然が豊かで公園も多いことなどの住環境の良さが暮らしやすいと感じてもらえているのではないかと思う。定住意向も市平均を上回り、交通の便がよいところなど、住みやすいことも評価が高いことにつながっているのでは」と話している。
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