タンザニアで活躍する画家・ベイカーさんらが4月27日に根岸小学校を訪れ、アフリカン現代アート「ティンガティンガ」を寄贈し交流を図った。
交流は、市内出身でタンザニア在住の島岡強さんが、絵を通してタンザニアやアフリカの実情を知ってほしいと区内の小学校を中心に毎年行っている。ティンガティンガは、タンザニアで1960年代後半に誕生した絵画様式。サバンナの動物、自然などを6色のペンキのみで表現するもの。
寄贈式では、ベイカーさんから代表児童にキリンが描かれた絵画が贈られた。交流会では、タンザニアなどでの生活をスクリーンで紹介。生活に欠かせない水事情などの説明があった。
児童からは「絵はどれくらいの期間で描きましたか」との質問があり、ベイカーさんが1週間で描いたことを答えると児童からは驚きの声があがった。ベイカーさんは「初めて日本に来て交流できて楽しかった。参加してくれた児童が日本とタンザニアの交流の懸け橋になってくれればうれしい」と話した。
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