「第114回磯子区春季少年野球大会」の決勝戦が5月5日に岡村球場で行われ、岡村クラブが磯子クラブを7対4で下し優勝した。岡村クラブの優勝は、1996年春の74回大会以来20年ぶり。
あきらめない精神力が20年ぶりの栄冠をもたらした。
18チームのトーナメントで争われた今大会、岡村クラブは、4試合すべてで接戦を勝ち上がった。「どの試合も負けておかしくなかった」と平澤正一監督が大会を振り返るように、汐見台ラッキーとの初戦は3対0、準々決勝のフォースターズ戦は4対2で勝利。準決勝の横浜モンキーズ戦は、2点リードされる苦しい展開も終盤に3点取り逆転勝ち。「特に準決勝で逆転できたことでチームにあきらめない気持ちが一層強まり、決勝戦への勢いにもつながった」と平澤監督。続く決勝戦も6回までに4点リードするもその裏に同点に追いつかれたが、最終回に3点勝ち越す粘りをみせた。
6年生中心に団結
岡村クラブは1971年に創部した45年の歴史を誇る区内でも伝統ある少年野球クラブ。過去には51、52回大会の連覇はあるものの、優勝からは遠ざかっていた。
今年のチームは6年生が3人と他チームに比べて少ない。ただ、この3選手が去年から試合に出ていたこともあり経験豊富な6年生を中心に、点を与えない試合運びで優勝を勝ち取った。「ミスを恐れない思い切りのよいプレーをしようと子どもたちに言ってきた。その点も優勝できた要因だと思う」と平澤監督は話した。
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