7位入賞おめでとう――。杉田小学校、浜中学校出身でリオ五輪男子競歩20Kmに出場し7位入賞を果たした松永大介選手(東洋大4年)を応援するパブリックビューイング(PV)が8月13日未明に行われ、杉田劇場に集まった200人がリオへ声援を送った。
PVには、小林正幸区長や松永選手の母孝子さん、杉田小、浜中学校、横浜高校の同級生、東洋大学の関係者のほか杉田周辺の住民などが来場。開催が深夜だったにも関わらず多くの人が杉田劇場を訪れた。
競技開始前には、浜中学校陸上部の戸崎光顧問が松永選手の中学校当時のエピソードや様子をスクリーンで紹介。横浜高校陸上部の田下正則監督は競歩のルールや競技の見どころなどを解説した。
「夢、希望与えてくれた」
スタート直前に松永選手がスクリーンに映し出されると会場のボルテージは最高潮に達し「松永がんばれー」といった大きな声が杉田劇場内に響き渡った。松永選手が積極的なレース運びで先頭集団を歩き、その姿がスクリーンに映るたびに、会場からは大きな拍手が贈られた。終盤、先頭から離されるも同競技日本人初の入賞となる7位でフィニッシュした瞬間には、この日一番の歓声が沸き起こった。
会場から息子のレースを見守った孝子さんは「本人はメダルを狙っていたので、この結果は悔しいと思うが、まずは『お疲れさま』と声をかけたい。地元でこのような会を開催して頂いたことに感激している」と感謝の言葉を述べた。
小林区長は「地元の小・中学校出身の松永選手が五輪に出場したことは磯子区の誇り。先頭集団を歩き、活躍した姿に感動した。また、地元の子どもたちに夢と希望を与えてくれた」と話した。
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