芸術文化の拠点として、(公財)横浜市芸術文化振興財団が運営する横浜赤レンガ倉庫1号館と、(株)JVCケンウッド=本社・神奈川区=がこのほどオリジナルダンスを共同制作し、動画を公開している。
これは赤レンガの劇場周知やダンスの楽しさを伝えるために、地域や企業とダンス作品の共同制作を行うプロジェクトの第1弾として実施されたもの。
動画でダンスを踊っているのは、JVCケンウッドの社員たち。本社や県内の事業所を中心に、公募で集まった20代から50代の男女26人がダンサーとして参加。半数以上がダンス未経験者、部署も異なるメンバーが昨年の夏から週1回、終業後に集まり練習を重ねてきた。 踊りは、振付家の伊藤千枝さんが練習中に即興で作ることも多かったといい、同僚に誘われて参加した小山内順子さんは、「ダンス経験がないので、フォーメーションを覚えるのが大変でした」と語る。また映像の撮影・制作をはじめ、同社のグループ会社で楽曲をリリースする広瀬香美さんの『ロマンスの神様2016』を使用するなど、企業のプロモーションビデオとしても、同グループの総合力が発揮されたという。
同館で1月26日から開催されているイベント「横浜ダンスコレクション」の中で、同社の社員がダンスパフォーマンスを披露する(2月12日午後を予定・観覧無料)。夫婦で参加する田村紘平さんは、「楽しんでいる様子が伝わったら嬉しい。素人でもこれだけ踊れるんだと思って見てもらえたら」と話している。パフォーマンスの時間やダンス動画はhttp://akarenga.yafjp.org/event/adp2016/まで。
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