港南区・栄区版 掲載号:2011年11月10日号
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南台小学校卒業のドラマ演出家 平野眞(しん)さん 東京都在住 45歳

原点はミーハー魂

 ○…南台小学校を卒業して約30年。「3・4年の担任だった利根川先生は常に竹刀を持ち歩き、授業中に話しているとそれが顔の横にヌッと突き出てきた。注意信号だぞって。本当に怖かった」。50m走で女子に負けたこと、通学路指定外のヨレヨレの橋を渡って帰ったこと、勉強よりもポートボールの作戦づくりに真剣だったことなど、小学生時代を語る口調は軽やかだ。

 ○…テレビ業界の仕事に就いた理由は、「ミーハーなので芸能人に会えるから」。自分を取り繕うことなく、「高い志はなかった」と人懐っこい笑みを浮かべるが、大学卒業後に就職したテレビ番組制作会社での実績が評価され、フジテレビジョンに移籍した実力の持ち主だ。演出家として数々のトレンディドラマを世に送り出す今、手がけたいテーマは「戦争」。かつて訪れた沖縄の地で、携帯電話を片手にひめゆりの塔を素通りする中学生を目にし、「俺たちの責任だ」と感じた。情報を伝える立場にあるからこその悔しさをにじませ、「定年まで毎年1本撮りたい」と意欲を見せる。

 ○…妻は女優の江角マキコさん。「女優業は休息をとることも仕事だから、なるべく早く帰って負担を減らしたい」と、子どもが産まれてから仕事仲間との夜の付き合いは一切なし。撮影現場では、「お疲れ様でした」の掛け声と同時にバッグを背負い、家路につく。「平日に顔を合わせるのは朝食時くらい」という多忙だった父を振り返り、「できるだけ子ども達と一緒にいたい」と、やさしい表情に変わる。

 ○…現在は都内に住み、滅多に訪れることがなくなった笹下を、「学校のそばに刑務所があって、ロケ地としておもしろい」と演出家の視線で見つめる。「今も初めて会う俳優さんには興奮する」と少年のように目をクリクリと輝かせ、「子ども達が有名人とふれあう機会ができればいい」。少年時代の思い出がつまった地がドラマの舞台になる日も遠くないかもしれない。
 

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