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心筋梗塞・脳梗塞の原因はコレステロール 自覚症状のない「脂質異常症」に注意 日野中央 清水橋クリニック
健康診断でLDL(悪玉)コレステロールが高かった人も多いのでは。この値が高いと血管が詰まってしまう動脈硬化となり、心筋梗塞や脳梗塞など死に直結する病気を引き起こすことも。今回は企業等の法定健診を年間6万人以上実施している「清水橋クリニック」の成澤隆院長に話を聞いた。
進む動脈硬化
成澤院長は「LDLコレステロールが140㎎/㎗以上の場合は『脂質異常症』と診断し、動脈硬化が進んでいる状態です。値を140以内に管理することが、心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ上で大変重要です」と説明する。
脂質異常症はLDLコレステロールのほかに、中性脂肪150㎎/㎗以上、HDL(善玉)コレステロール40㎎/㎗未満の場合も含まれるが、基準値外でも自覚症状はほとんどないのが特徴。だからこそ、成澤院長は「心筋梗塞や脳梗塞になってから気付くのでは遅い」と警鐘を鳴らす。「特に脳梗塞は助かっても半身不随、言語障害など深刻な後遺症が残るケースも多く、QOL(クオリティオブライフ)(生活の質)の低下はもちろん、家族の介護など負担が大きい」と話し、「自分や家族が脂質異常症だった場合は、かかりつけ医に相談を」と訴える。
脂質異常症の治療について、成澤院長は「食事療法と運動が基本ですが、薬物療法もあります。また、タバコは動脈硬化を進めるので、すぐに禁煙することがおすすめです」としており、病院の禁煙外来を上手に利用することも必要だ。
同クリニックは内科・循環器科として生活習慣病全般の相談を受けているほか、禁煙外来も実施している。健診の再検査の場合は健康保険の適用だ。成澤院長は「健診で分かった異常は命に関わる病気のもとです。元気でいる今の内から健康づくりを」と話している。
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