障害児・者にも乗馬を RDA横浜が三ツ沢で活動
NPO法人「RDA横浜」(竹中祐介理事長)は、三ツ沢公園馬術練習場(神奈川区)で心身障害児・者に乗馬の定期レッスンや体験乗馬会を実施している。
同法人の野口陽理事は「障害児・者は乗馬することで、楽しみや達成感を感じ、また、筋力もつくなど身体的効果もある」と話しており、参加者は増えているという。5月には社会奉仕団体の横浜キワニスクラブから活動を評価され、「社会公益賞」を受けるなど、少しずつ認知度も高まっている。
定期レッスンは4歳以上を対象に火・水・金・土曜の週4日実施。現在は子どもを中心に脳性まひや発達障害などの障害児・者50人以上が通っている。また、3歳以上を対象とした体験乗馬会は毎月1回開催している。
脳性まひの吉村渉君(9)も定期レッスンに通う1人。母親の純子さんは「身体のバランスがしっかりしてきた」と効果を語り、「お気に入りの馬に乗ると喜ぶし、楽しみにしている」と子どもの様子を話している。
野口理事は「障害児・者が乗馬する機会を少しでも増やしたい」とし、「障害者乗馬の認知度を高めたい」と今後の目標を話している。体験会等について詳細は同法人ホームページまで。【URL】http://www.rda-yokohama.jp/
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|