「正しい姿勢が大切」 小学生向け陸上教室
港南区体育協会は6月30日、港南台第二小学校校庭で区内の小学生を対象に陸上教室を実施した。
これは、体育協会が運動全般の基本ともいえる「走」「跳」「投」の力を伸ばし、陸上競技に親しんでもらうことを目的に開催したもの。当日は50人ほどの小学生が参加し、横浜市陸上競技協会の指導者5人が運動のコツなどを伝えた。
「走」ではステップハードルなどを使い、早く走るための身体の使い方を学んだほか、「跳」では立ち幅跳びから徐々に助走を伸ばしながら、遠くに飛ぶために最高スピードで踏み切るタイミングを学んだ。「投」では遠投用トレーニング用品のヴォーテックスフットボールを使い、ひじを上げ、投げる方向を見ることなどの指導があった。
最後は60mのタイムトライアルが行われ、「早くなった」など笑顔で話す子どもが多かった。終了後は子ども達に30m過ぎでスピードが落ちるケースが多いことが説明され、「ここで落ちないように練習すれば運動会で1番になれる」とアドバイスも。指導者の高野彦市さんは「正しい姿勢で走ることが大切。これからも姿勢を意識してほしい」と振り返り、まっすぐ前を見て、胸を張り、腕を振ること、膝を上げることが早く走るコツと説明していた。
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