夢の実現 子どもに語る 八景島で働く松田さん
港南台連合自治会は1月27日、子どもゆめ応援事業として横浜・八景島シーパラダイス飼育技師の松田朋子さんを招き、子ども対象の講演会を開催した。
実際に夢を叶えた人の話を聞き、夢を持ち、夢を追う大切さを子どもに伝えようと行われたこの講演会。松田さんは中学2年生で八景島のイルカショーを見て以来、目指してきた「ショーのお姉さん」になるまでの経緯を講演した。
松田さんは高校卒業後、自ら水族館の実習先を探し、和歌山の水族館で仕事を体験するなど努力。その後、八景島内で水族館と無関係の部門でアルバイトを続けてチャンスをうかがい、ようやくあった求人に応募して職員の座をつかんだ。
松田さんは「ショーのお姉さんが華やかな時間は30分だけ。それ以外は本当に大変」と話したほか、「頑張り続けたり、あきらめたりしない人はそんなにいないし、自分もできない。それでも周りの支えはたくさんあった」と周囲の支えが夢を追う力になったと話した。また、「入社時に夢が叶ったわけではなく、そこがスタート。今は来園者に動物や自然の大切さを伝えたい」と今の夢も語っていた。
なお、当日はこどもフォーラムに参加した港南台第一、第二、第三小学校、第一中学校の児童生徒による活動発表も行われた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>