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7月12日、高校野球神奈川大会の開幕戦で始球式を行う 志村亮(りょう)さん 桐蔭学園高校出身 47歳

掲載号:2014年7月10日号

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感謝胸に「野球道」歩む

 ○…かつて桐蔭学園を神奈川の頂点に導いたエース左腕が、母校のユニホームに袖を通し、30年ぶりに横浜スタジアムのマウンドに立つ。「まずは初戦。各々の目標を胸に、悔いの残らないよう一試合に全力を注いでほしい」。大会開幕を前に、球児たちにエールを送る。

 ○…高校で春夏の甲子園と国体に出場し、慶応大学では4年間で通算31勝17敗。4年のとき、53回連続無失点と5試合連続完封のリーグ記録を達成するなど輝かしい戦績を持つ。「満足のいく結果が出せて、やりつくした」。プロ球界のドラフト候補にも挙がったが、野球部のない三井不動産に入社。これまでクラブチームの選手や監督のほか、今では青少年の指導者などさまざまな側面から野球と向き合う。「社会では結果を残す大変さはもちろん、うまくいかないことの方が多い」。それでも前向きに気持ちを切り替えていくことを、野球を通じて培ってきた。

 ○…平塚育ちで、小3から部員100人を超える少年野球の常勝チームに所属。甲子園や六大学野球には漠然と憧れていたという。前年夏、県準優勝した桐蔭に進学。1年夏の県大会初戦で試練が訪れた。開会式直後の開幕戦、0―9で迎えた7回裏に登板を命じられ、1点を失い試合終了に。「直後はあまり実感がなかったが、徐々に悔しさがこみ上げてきた」。どん底からの再始動で、失うものは何もない。授業、睡眠以外は野球漬けの日々を送ってきた。恒例の夏前合宿は毎朝3時半起床。開き直れたからこそ今があると胸を張る。

 ○…横浜に住んで30年ほどで、結婚式は中華街の料理店だったという。「港町の雰囲気も好きだけど、田畑に囲まれた田舎っぽさもいい」と表情を緩める。今は地元戸塚区の少年野球チーム、品濃ヴィクトリーで指導にあたる。土日も活動続きで「家族は諦めている」と笑うが、長女、長男とも同チーム出身だ。「恩返しの場があるのはありがたい」。野球道をひた進む。
 

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