都筑区の横浜市歴史博物館(センター北駅徒歩5分)で、企画展「俳優 緒形拳とその時代〜戦後大衆文化史の軌跡〜」が12月6日(日)まで開催されている。
戦後を代表する俳優で鶴見区に住むなど横浜にもゆかりの深かった緒形拳さん。劇団新国劇に入団してから亡くなるまでの半世紀にかけて出演した舞台やテレビ、映画の台本、ポスター、カンヌ国際映画祭で受賞したパルムドール賞のトロフィーなどを展示。芸術家としての作品も公開される。11月21日(土)には俳優の豊川悦司さんをゲストにトークショーも行われる(事前予約制)。
企画したのは東海大学の馬場弘臣教授。本人や家族と親交があり資料整理を依頼され、大学の文化研究として3年間調査を行ってきた。貴重な資料も多く見つかり「一般に向けて公開できれば」と今回に至った。「コロナ禍で様々な変化があったが”やっぱり演劇は面白い”ということを緒形拳を通じて感じてほしい」と述べた。問い合わせは同館(【電話】045・912・7777)へ。
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