お口の健康塾3rd Vol.1 認知症による歯のお悩み
渡邉仁史院長
厚生労働省の推計(2020)によると、認知症患者数は2025年に700万人（高齢者の約５人に１人）になると予想されています。食事量や会話の減少など日常的な変化を含めると、認知症の症状を一概に表すことは難しいです。
同様に認知症の方の「歯」についても様々な問題が生じます。外来歯科の受診が一番ですが、外出には心配が伴います。また治療内容をその場では理解しても、しばらくすると不安になる、忘れてしまうなど特有の問題も生じます。そのような場合には、歯科訪問診療という手段を考えてみてください。
私たち歯科医師は、認知症を十人十色の「症候群」として認識する必要があります。口腔内に触れることに拒否があり家族であっても口腔内が分からない状態であれば、認知症を受け入れてくれる歯科医院に相談すべきです。
当院ではお一人での外出が困難な方を対象に、訪問歯科診療を行っております。むし歯や歯周病、差し歯、入れ歯、摂食嚥下機能評価（内視鏡検査）をご自宅で行っております。まずはご相談ください。
原宿わたなべ歯科診療所
戸塚区原宿3-8-6二八五番館１階
045-443-5519
http://hwdc2015.com/
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