港南区・栄区
公開日:2025.07.17
地元奉仕団体 新会長の横顔
横浜港南ライオンズクラブ
2回目の会長職。クラブの61年目をリーダーとして過ごすこになった。主な活動は10月頃に行われる県戦没者慰霊堂の清掃と障害者スポーツ大会などへの支援。13人の会員で活動している。
今、地域の奉仕団体は過渡期にある。同クラブも最盛期は100人以上の会員数を誇ったが、世代交代が進み規模は縮小。また、かつて力を入れていた献血の手伝いや母子家庭への支援は、個人情報保護の観点からボランティアが関わりづらくなり、活動から外れていった。社会変化に応じて、クラブも変わらざるを得なくなっている。
では、これからの奉仕団体の役割とは何か。西海さんは「ネットワークがあること」と考える。過去の災害の際には、日本中のライオンズクラブから被災地のクラブに寄付金が送られたこともあり、そのスピードは行政の支援よりも早かったという。「防災の面で、各地に組織があることが役に立つ」と力を込めた。
そのためには、組織の維持が肝要。近年は解散するクラブもあるが「解散するとネットワークが消える」と危機感を募らせる。「組織があることが大切だ。いざという時に対応できる体制は保っておきたい」と話した。
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