港南区・栄区 社会
公開日:2025.09.18
拠点運営訓練スタート 港南区
災害時協働隊も積極参加
港南区は9月7日、2025年度初となる地域防災拠点運営訓練を2カ所で実施した。
港南区では独自の取組として、発災時に地域を可能な範囲で手助けする「こうなん災害時協働隊」と呼ばれる災害時協力事業所の登録制度に昨年度から尽力。9月12日時点で159社が登録されている。7日の訓練に協働隊として地域の事業者も積極参加し、自治会役員らと情報交換した。
永谷小
永谷小学校での拠点運営訓練では、段ボールトイレの使用方法や、災害時の調理、地震の際に火災を防ぐ感震ブレーカーなどについて地域住民らが学んだ。訓練には協働隊の(特養)サンバレー、長田病院、創価学会港南文化会館、下永谷地域ケアプラザらも参加。発災時には車椅子のまま搬送できる車両を持っている事業所があることや、500人が使用できる一時避難所として活用できる施設があることなど、協働隊メンバーが地域住民に対して、できることなどが共有された。拠点運営委員長の古屋文雄さん(下永谷連合町内会会長)は「自治会、町内会だけでなく、地域の事業所が訓練に参加してくれることは心強い。意見交換ができて良かった」と話す。
日野南中
原南、港南台原、港南台せきれいの3自治会が日野南中で拠点運営訓練を実施。災害時下水直結式仮設トイレの運用方法などが共有された。日野南で葬儀場を営む「ティア港南台」が協働隊として参加。原南自治会の渡部江津子委員長は「地域の企業が災害時に協力してくれることが分かった」と振り返った。
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