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港南区・栄区 社会

公開日:2025.11.04

ひぎり園と上野庭町内会
災害時の協力協定締結
共同の防災訓練など予定

  • 左から協定書を持つ山口署長、臼居会長、妹尾ホーム長

 大規模災害に備えた協力体制構築のため、社会福祉法人信々会が運営する特別養護老人ホームひぎり園(妹尾勇志ホーム長)と上野庭町内会(臼居和彦会長)は10月23日、同施設で「災害時相互応援協力協定締結式」を行った。

 当日は同施設の妹尾ホーム長、上野庭自治会の臼居会長が出席。港南消防署の山口治彦署長の立ち合いの下で、それぞれが協定書に署名した。

 大規模な災害に対して日頃の備えの重要性を意識していたひぎり園が呼びかけて、実現した同協定。協定には防災訓練の開催に加え、災害時に地元住民に施設の一部を開放すること、入居者の避難所への移動を地元住民が手助けするなどの項目が盛り込まれている。

 同施設は港南プラザ自治会と西洗自治会とも同様の協定を結ぶなど、地域との協力体制の構築に力を入れている。その理由を妹尾ホーム長は「洗濯や居場所の提供などで地域に貢献できると思ったから。また入居者の避難誘導など、スタッフだけでは対応が困難な場面が想定されることから、連携を深めたかった」と話す。

 協定の締結に際して臼井会長は「今後も密に情報共有を行っていきたい。また、災害時だけでなく祭りなどの地域イベントでも互いに協力して盛り上げていきたい」と展望を語った。

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