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中区・西区・南区 スポーツ

公開日:2012.09.13

YSCC
完敗も攻撃サッカー貫く
天皇杯でマリノスと対戦

  • マリノス中沢選手と競り合う吉田選手(背番号8)。攻守に奮闘した

 サッカー日本一を決める天皇杯の2回戦が9月8日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われ、中区を拠点とするYSCCがJ1横浜F・マリノスと初の「横浜ダービー」に臨んだ。

 序盤はボールを支配するマリノスに対し、YSCCのDF陣が粘り強い守備で対抗。前半33分にカウンターから失点を許すものの、0―1で折り返した。

 試合前「自分たちのサッカーがどこまで通用するか試したい」と話していた選手達。後半に入ると前線からのプレッシャーと少ないタッチでのボール回しで何度もチャンスを作り出す。0―2とリードされた後半31分にはクロスに吉田明生選手が頭で合わせて1点差に。その後、マリノスに2点を追加されるが、終了間際に辻正男選手が鮮やかなヘディングを決め2―4で試合終了を迎えた。

 服部大樹主将は「チャンスに決めきれなかったことや後半足が止まってしまったことがマリノスとの差」と悔しさをのぞかせる。

 それでも試合後マリノスサポーターから「YSCC」コールが巻き起こり「JFLで優勝しろよ」という声がかかるなど、攻撃サッカーを貫いたその姿は相手サポーターにも強い印象を残した。初対戦での「ジャイアントキリング」は果たせなかったが、クラブの歴史に新たな1ページが刻まれたことは間違いない。

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