裁縫技術の向上を願うとともに、一年間使った針に感謝する「針供養」が2月7日、横浜駅西口の横浜fカレッジで行われた。
当日は服飾系の学生約280人が出席。浅間神社の吉田周司宮司による神事の後に、同校の教員らをはじめ、各クラス代表の15人が玉ぐしを奉納した。
この伝統行事は、一年間使った針を豆腐に刺して供養するもの。今年は、うま年にちなみ馬をかたどった特製の豆腐が用意された。50丁分を使ったという。
吉田宮司は「針供養は、道具を大切にしようという神事。家族や周りの人にも感謝する機会に」と生徒に呼びかけた。
「意外とお豆腐が固いね」などと生徒たちは口にしながら、思い思いに針を特製豆腐に納めていた。
同校を運営する学校法人岩崎学園(岩崎智美学校長)は、1927年に「横浜洋裁専門女学院」として創立しており、以降、地元の浅間神社の協力により毎年この行事を執り行っている。
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