横浜市の社会実験として先月21日から3月中旬まで、石川商店街の街路灯に「キリン一番搾り」のフラッグ広告が掲出されている。
今まで市内商店街の街路灯フラッグは、地域スポーツなど公共性の高いものに限られていたが、商店街の負担軽減のため街路灯の電気代などに充てることを条件に、一般企業の有料フラッグ広告が掲出できる仕組み作りを進めている。
今回社会実験に市内6商店街が手をあげたが、実施に至ったのは石川商店街のみ。広告主である中区のキリンビールマーケティング(株)とイベントなどを通じてつながりがあったことからすぐに話がまとまったという。両者の交渉で広告費は街路灯1基につき月2千円、管理費5千円とフラッグ制作費12万円に決まった。
同商店街の大島重信理事長は「地元企業とつながれることは商店街としてもメリットが大きい」と語り、キリンビールマーケティング(株)も「横浜発祥の企業として商店街を応援していきたい」と、継続的な実施を望んでいる。
商店街自らが広告主を探し出すのは難しいといった課題もあるが、市では「目新しい広告媒体として注目され、企業側のPR効果も高い」と考え、実施については今回のアンケートなども踏まえて検討していくという。広告フラッグの問合せは市経済局商業振興課【電話】045・671・3488。
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