中区・西区・南区 経済
公開日:2015.04.09
南本牧に新ターミナル
国際コンテナ戦略の核に
横浜市が南本牧ふ頭に新たに整備した「MC-3コンテナターミナル」の供用が開始され、4月1日に第一船入港に合わせて関係者のセレモニーが行われた。
このターミナルは世界最大級のコンテナ船にも対応できる国内唯一の大水深、高規格のコンテナターミナルで、国際コンテナ戦略港湾の中核的な施設と位置付けられている。
総面積は約22・5ha。耐震強化された岸壁はコンテナターミナルとしては国内最大の水深18m、そして世界最大級となる全長約145mのコンテナクレーンが4基設置されている。
セレモニーに出席した横浜港運協会の藤木幸夫会長は「年々コンテナ船が大型化し、他国との競争も激しくなっている。これだけの施設は世界でも他になく、新しいコンテナの時代に横浜港が勝負できる体制ができた」と話した。
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