西区北幸のフィットネスクラブ「ティップネス横浜」で6月6日、西消防署(中嶋俊明所長)による感謝状贈呈式が行われた。
これは5月1日に、施設内のエアロバイクを利用中に倒れた60代の男性に対し、迅速な救護活動を行った同クラブ従業員の大山剛さん(29)、鎌本倫賢さん(33)、子安利晴さん(50)に対して行われたもの。
男性が倒れたところを目撃した大山さんが、男性に意識と呼吸がないことを確認し、胸骨圧迫を実施し、子安さんが119番通報を行った。そして鎌本さんが持ってきたAEDを用いて電気ショックを行い、その後再び胸骨圧迫を行っていたところで、男性の意識が戻った。男性はその後病院に搬送され、意識が鮮明に回復し快方に向かったという。
同クラブでは半年に一度、AEDの使い方など救護活動の講習を行っている。大山さんは「日頃の訓練の成果が発揮されて良かった。今後もいつ起きても対応できるよう、訓練していきたい」と話した。鎌本さんは「お客様や他のスタッフと皆で対応できた」と語った。子安さんは「街中でもどこでも、このような状況に居合わせたら勇気をもって対応していきたい」と話した。
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