中区新港地区のカップヌードルミュージアムで7月12日、横浜水上警察署の協力により、不審者対応訓練と護身術の指導が実施された。同施設の職員約50人が参加。
この訓練は今回で2回目。以前、同施設の職員が、観光客が多く来館することや女性のスタッフが多いことから水上署の生活安全課に防犯について相談したところ、2年前に初めて訓練が実現。今回は水上署より、防犯体制強化のために提案があり、行われた。
訓練では実際にさすまたを使った不審者の対応方法や女性職員が痴漢などの性犯罪から身を守る際に使える護身術などが実践的に指導された。
護身術は、職員が2人1組になり、全員で実践。抱きつかれた際に無理に暴れて離れようとせず、犯人にもたれかかることや、腕をつかまれた際の引き離し方などが警察官より指導された。また、被害に遭った時にはまず叫ぶなどして声を上げるよう指摘していた。
参加していた女性職員らは「実際にやってみたらいざというときにもできそうだと思った」「抱きつかれたりされたときの対処法を知ることができた。知らなければ逆効果になることをしていたかもしれない」と感想を話していた。
水上署の木野朋子生活安全課長は「夏は痴漢などの性犯罪が増加する。普段から犯罪に遭わないよう、日ごろから心構えをもって過ごしてほしい」と話した。
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