管理組合役員らを対象に「マンション防災力強化」をテーマにした全7回のワークショップの初回が9月8日、かながわ県民センターで開かれた。NPO法人かながわ311ネットワーク(伊藤朋子代表理事)の主催。
大規模災害発生時の拠り所となる地域防災拠点(避難所)だが、その想定は戸建て住宅からの避難者が中心。耐震性が高いマンションでは、自宅で生活することを踏まえた自主防災計画が必要となってくる。このワークショップは過去の震災での事例をもとに、効果的な自主防災マニュアルを作るのが目的。
初回のこの日は神奈川で起こりうる地震被害の想定と、地震発生からマンション再建までに起こり得ることや対象法を考える災害想像ゲーム(DIG)を実施。市内外の管理組合役員ら10人以上が参加した。
DIGでは地震発生時自分が外出しているなか、運営組織の立ち上げや支援が必要な住民への対応などを想定し議論。北海道で震度7の地震が発生した直後ということもあり、通電火災への対策など各団体で実践している例を挙げ、情報を共有する姿が見られた。
ワークショップは12月まであと6回開かれる。詳細は同団体【電話】070・5577・5394へ。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>