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中区・西区版 公開:2024年1月1日 エリアトップへ

公園のイメージを一新 花と緑の憩いの場に 「大通り公園水の広場愛護会」

コミュニティ社会

公開:2024年1月1日

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憩いの場となっている活動拠点「愛護会テラス」の前でメンバーたち
憩いの場となっている活動拠点「愛護会テラス」の前でメンバーたち

 地下鉄・伊勢佐木長者町駅を上った場所にある「大通り公園水の広場」。「いつも公園にいて掃除したり、花を植えたりしてるから、市の職員だと思っている人も多いのよ」と明るい声で笑い飛ばすのは、会長の笠原光子さん(72)。

 常にゴミが散乱して荒れ果てていた公園に「花を植えたらきれいになるのでは」と、たった1人で活動を始めたのが15年前。「当時は土の中に石が多く、とても花が育つ環境ではなかった」

 前途多難なスタートの中、時に私財を投じながら広い公園の美化活動を続け、2011年に公園愛護会を発足。メンバーが定着せず苦労も多かったというが、笠原さんの地道な努力が実を結び、今ではタチアオイやアジサイ、大輪のタイタンビカスなど、季節の花が楽しめる「花の名所」として多くの人が観賞に訪れるようになった。

楽しみながら続ける

 毎週土曜の9時〜11時が定例の活動日。現在は10人ほどの固定メンバーに加え、活動を支援するサポーター登録者は100人を超えた。趣味の花の写真を撮りに来たのがきっかけでボランティアを始めた人や聴覚障がい者、外国人など年齢も様々。橋本和光さん(82)=中区翁町=も散歩で訪れた際に作業を手伝ったのがきっかけだ。大木が多く、この時期は落ち葉掃除だけでも一苦労だが「しゃがむ動作で足腰が鍛えられている。健康のためにもいいですよ」と橋本さん。楽しみながらが継続の秘訣だ。

次世代につなげたい

 最近では地域住民との交流も活発になり、コミュニティの拠点になっていると感じている。道具の提供や差し入れ、活動資金のカンパなど裏方のサポーターも多く「花がきれいだねと言ってもらえるだけでも嬉しい」とメンバーたち。

 また美化活動に限らず、市と連携しながら安全安心の街作りにも貢献。今後は公園内に管理事務所の設置を望み、正式な活動拠点を求めていく。「市民の庭である大通り公園。ぜひ地域の皆さんに参加してもらい、次の世代につないでいけたら」と笠原さん。情報は同愛護会のフェイスブックで発信。(問)【携帯電話】090・2448・9667

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公園の名物となったタチアオイに囲まれる笠原さん

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