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公開日:2026.07.23

横浜市資源リサイクル事業協同組合 「ごみは資源」の意識を 会田篤理事長にインタビュー

  • 「ごみは資源」の意識を (写真1)

 横浜市資源リサイクル事業協同組合の新理事長に今期から、会田篤氏(66)が就任した。同組合は古紙や古布、鉄、非鉄、ガラスびんなど資源物のリサイクル業を行う事業協同組合。策定した中長期計画「りくみビジョン2030」にのっとり「資源循環の支点となって環境負荷を低減し、新たな価値を創造すること」を掲げる。81社の組合員との共同事業や組合職員の業務を通して横浜を「リサイクルデザイ(地域循環型社会)」とすることを目指す。

 北海道出身の会田理事長は会社員を経て鉄くずなどのリサイクル業者に転職。同組合では20年以上理事を務め、時代の移り変わりを見てきた。「業界では機械化が進んでおり、経営に資本力が必要とされる傾向にある。一方、組合員は後継者不足などにより廃業が相次ぎ、最盛期から半数近く減ってしまった」と現状を話す。中小企業が多い同組合として、大企業に対抗するための連携の必要性を感じている。

 今、注目しているのは紙おむつ。現状は採算が合わず、横浜市はすべて焼却処分しているが「環境省はリサイクルを推進していく流れになっている。市が方針を切り替えたら勝機はある」。新たな可能性を模索する。

環境をよい形で将来へ

 環境をよりよい形で将来に残すための活動にも力を入れる。

 子どもに正しい環境知識を持ってほしいと主催する「環境絵日記」は今回で26回目。夏休みに市内の小学生から絵日記を募集し、環境について考える機会を創出する。また施設見学会や学校・町内会への出前講座を実施し、分別の大切さやごみを資源として捉えてリサイクルしていることなどを伝えている。「コロナ禍で回数は減ったが、直接リサイクルの知識を伝えて関心を深めていければ」と話し、「『ごみは捨てるものではなく、また使うもの』という意識を持っていただけると嬉しい」と呼びかけた。

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