保土ケ谷区版 掲載号:2011年9月29日号
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仏向町 火薬工場跡地に”憩いの場” 『たちばなの丘公園』開園へ

文化

かつての地名「橘樹郡」が名称の由来となった「たちばなの丘公園」
かつての地名「橘樹郡」が名称の由来となった「たちばなの丘公園」

 市環境創造局公園緑地整備課は9月15日、整備が進められていた『たちばなの丘公園』(仏向町1585-2)を10月5日(水)に一部開園すると発表した。

 保土ケ谷区と旭区にまたがる面積12・4ヘクタールの同所は、大正8年から浅野同族株式会社(現・日本カーリット(株)の母体)が、火薬工場として使用。平成7年に閉鎖された後、横浜市が周辺一体の雑木林や谷戸の保全などを目的に公園化を決定。整備が続けられる一方、区民の間では「カーリットの森」などの愛称で親しまれ、有志グループらの手によってこうした豊かな自然環境の保全活動が行われてきた。

市内15番目の総合公園

 今回利用できるようになるのは全体面積の約4分の1(3・5ヘクタール)で、開園部分の整備費は約3・7億円。市内では15番目の総合公園となる。園内には「土塁」や「レンガ造りのトンネル」、(=写真中央)「トロッコのレール」などといった、火薬工場としての歴史を伝える当時の設備がモニュメントとして保存されているほか、それらを解説するサイン(ボード)が設置される。また工場だった頃から残るサクラやイチョウの大木に加え、保土ケ谷区の木「ハナモモ」なども植栽され、四季折々の植物が楽しめる”憩いの場”となるよう工夫されている。

 全面開園に向けては今後も適宜、整備が続けられる予定。環境創造局の担当者は「用地取得状況などに応じて順次、開園させたい」と話している。また園内や近隣に駐車場がないため、「来園の際は公共交通機関の利用を」とPRしている。

 この公園に関する詳しい問い合せは【電話】045・671・2643/環境創造局公園緑地整備課まで。その他、アクセス方法などは以下の通り。

《公共交通機関》

相鉄線「和田町」駅下車、相鉄バス19系統「新桜ヶ丘団地」行きでバス停「県公社住宅前」下車、徒歩5分。

「親しむ会」がイベント

 『市沢・仏向の谷戸に親しむ会』(藤川信子代表)では、この公園のオープンにあわせ「たちばなの丘を歩く」というイベントを10月23日(日)に実施。参加者を募集している(費用無料)。

 この会は、夏に、ゲンジボタルが鑑賞できるスポットとしても知られる同所の環境を守るため、22年前に結成。付近の住民などが中心となり、ホタルや自然との共存を目指し水質調査や竹炭を活用した小川の浄化、遊歩道の整備などに尽力してきた。藤川代表は「たちばなの丘の歴史、文化、自然を知る良いきっかけになれば」と話し、多くの参加を呼び掛けている。

 当日のコース内容など詳しい問い合せ、参加申し込み等は【電話】045・353・2258/藤川代表まで。
 

植樹活動などを行ってきた同会のメンバーら
植樹活動などを行ってきた同会のメンバーら

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