児童数の減少が進んでいる川島小学校(小池愼一校長)とくぬぎ台小学校(藤井芳樹校長)では「小規模校対策検討委員会」(鈴木方規委員長)の場を通じ、統合に向けた話し合いを進めている。同委員会は17日、審議の結果をまとめた意見書を教育長に提出した。
委員会は地域住民、両校のPTAや学校関係者などで構成され、昨年7月から小規模化対策に関する意見交換を実施してきた。
小規模校の課題や統合の有無、通学区域の問題などを議題に約半年間行われた審議の結果、同委員会では2013年4月を目標に2校を統合することを確認。
統合に伴う詳細については、保護者からのアンケート結果などを基に検討し、校舎は、両校の視察を実施した上で、現在の川島小の校舎をそのまま利用することが決定された。
校名は「川島小」
また、統合後の学校名に関しては、児童や保護者からの投票を行い、意見を統一。最寄駅の名称から「西谷小学校」とする案なども出ていたが、審議の結果「川島小学校」にすることとなった。
全6回の審議を終え、委員会ではこれらの結果をまとめた意見書を作成。2月17日に、鈴木委員長が市教育長に提出した。
川島小は明治8年創立。くぬぎ台小は昭和46年創立。昨年5月時点では、川島小が児童数364人で12学級、くぬぎ台小が児童数152人で6学級だった。
両校では、球技大会や学習発表会を合同開催するなどして、統合に向けた児童の交流を推進していくという。
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