保土ケ谷署 柔道・剣道ともに優勝 県大会で52年ぶり快挙
第54回神奈川県警察柔道剣道大会が4月28日、神奈川県警察学校で開催され、保土ケ谷警察署が柔道剣道ともに優勝した。この大会は署の規模で6組に分かれ、保土ケ谷署が出場したB組では52年ぶりのアベック優勝だった。
前評判も良く、2連覇のかかった柔道。準々決勝の緑署戦を3対2で辛くも勝ち進んだ。準決勝では磯子署を、決勝では相模原北署を4対1で下し優勝決めた。柔道のキャプテンを務めた本田和嘉巡査部長は、「強いメンバーが揃っていたが、勝って当たり前という雰囲気の中での試合は相当なプレッシャーだった」と話す。5人全員が良い試合ができたと言い、「優勝できてほっとした」と安堵の表情を浮かべた。
剣道は、準決勝の港南署戦と決勝の旭署戦ともに、代表戦にもつれ込む展開に。「決勝準決勝とも相手チームには全国大会に出場するほどの選手がいる中で、なんとかしのいだ。日ごろの武道訓練のたまもの」と、剣道のキャプテン山本知警部補は語る。
保土ケ谷署は現場での執行力向上をめざし、年間通じて武道に力を入れている。大会当日も、非番の署員が会場まで応援に駆けつけ、署が一丸となり応援した。「優勝旗が2本も届き、職場にさらに活気が出てきた」と、署員は話す。
横田善信署長は、「治安維持、犯罪抑制には武道訓練が大切」と言い、「高い志をもって取り組んだ成果。これから仕事に生かしていきたい」と喜んだ。
秋には主に若手署員が出場する柔剣道大会が行われる。「目標を持って秋の大会を目指したい」と両キャプテン。横田署長は、「地域の安心安全のために日々訓練を積み重ねて、引き続き頑張っていきたい」と話した。
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