知的障害者の就労・自立支援事業を行っている社会福祉法人ぐりーんろーどが運営するグループホーム「れいんぼう」=峰沢町=にこのほど、新しい福祉車両が届いた。
この車両は、神奈川福祉事業協会(伊坂重憲会長)が取り組む、社会福祉施設や団体を対象とした福祉車両購入費助成事業で贈られたもの。入居者の送迎や救急搬送などに利用される。
周辺地域と共用視野に
同法人は区内外に3つの地域作業所と5つのグループホームを運営している。その一つである「れいんぼう」は、3月まで神奈川区で運営。4月に現在の場所に移転してきた。これまでホーム単体としては車両を所有しておらず、送迎などには職員の自家用車を使用。そのため移転を機に車両購入を検討したが、資金面でも難しい状況だったという。
同ホームには現在、知的障害のある16人が入居。掃除・洗濯などの自立訓練をしながら、日中は同法人運営の地域作業所などに通所している。理事の藤井衞さんは「余暇支援としてみんなで外出する機会にもとても助かる。今後は周辺地域と連携した車両の活用をしていきたい」と話している。
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