桜丘高校出身のプロレスラー・KAI(本名・境敦史)選手(33)が出場する凱旋興行「WRESTLE-1横浜・保土ケ谷チャリティー大会」が10月16日(日)、神戸町の保土ケ谷スポーツセンターで行われる。
プロレス好きの友人に誘われ、15歳の時に観戦したリング上にいた武藤敬司選手の姿を目にし「入場から鳥肌が立ち、言葉にできないかっこ良さを感じた」という少年が青春時代を過ごした保土ケ谷に凱旋する。
桜丘高校入学後、アルバイトに精を出し給料は全て観戦チケット代に充てるほどのめりこんだプロレスの世界。2年生になる頃には、リングの世界は外から見る「憧れ」から「夢」の舞台へと変わっていた。
プロレスの関連書籍を読み漁り、食事回数を6回に増やした。同校柔道部の門をたたき、授業の合間にもトレーニングを重ねた結果、60kgだった体重は卒業時には80kgになっていた。
卒業後も保土ケ谷公園などで地道なトレーニングを重ね、メジャー団体に入団。23歳で武者修行先のメキシコでデビューを果たし夢だったプロレスラーとなった。
凱旋大会を前にKAI選手は「同窓の皆様を始め、保土ケ谷を愛する皆様との出会いに感謝し、何か恩返しできないかとの思いで開催させていただくことになりました。大会を通じ、区外在住の皆様が保土ケ谷を知り、区内で交流が図られ、保土ケ谷の活性化につながれば」と話している。
保土ケ谷ゆかりの選手がタッグ戦
当日はKAI選手のほかにも保土ケ谷にゆかりのある選手が登場。保土ケ谷高校の卒業生で世界最大のプロレス団体・WWEでも活躍したTAJIRI選手と区内出身の双子レスラー・バラモン兄弟はタッグマッチ戦で対戦する。
桜高OBが企画
西久保町で歯科医院を経営しながらKAI選手の後援会幹事長を務め、今大会の開催を企画した実行委員の伊藤洋一さんは「桜丘高校の後輩であるKAI選手に能力をいかんなく発揮していただき、区民の皆さんに楽しんでもらえるイベントにしたい」と話している。
大会は午後2時からで7試合を予定。チケット販売など問合せは大会実行委員会・嶋林さん【携帯電話】090・1506・4919へ。
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