上星川の寺院「東光寺」(志村齢彦住職)=写真=と上星川連合町内会(武信由己会長)が4月15日、「助け合い避難場所(中間的避難所)」に関する協定を締結した。寺院と地域が同様の協定を締結するのは3例目。
助け合い避難所は災害時に設置する「地域防災拠点」への避難が身体的・地理的理由などにより難しい人のために、設置が進められているもの。上星川地域では上星川小学校が「地域防災拠点」に指定されているが、斜度30度を超える階段を上る必要があることから、災害発生時に高齢者らが辿りつけるか不安視されている。
地元住民らが坂下に位置する同寺に「助け合い避難所」への協力を要請し今回の協定締結に至った。協定では有事の際、客殿の一部とトイレ、調理場が地域住民に開放されることが明記されている。
武信会長は「地域にとって新たに安心材料が増えた。ご協力いただきありがたい。しっかりと地域住民に周知を図っていきたい」とし、志村住職は「東日本大震災でも熊本の震災でも寺は多くの人の避難を受け入れた。いざという時は柔軟に対応していきたい」と話した。
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