保土ケ谷警察署(森元博署長)は10月26日、振り込め詐欺を未然に防いだとして「今井地域ケアプラザ」(大塚威英所長)の遠藤亮介さんら職員2人に感謝状を贈った。
12日にベッドに取り付ける柵の打ち合わせのために訪問する予定だった80代の女性からキャンセルの連絡があり、会話の中に「息子」という言葉があったことから、電話対応した職員は振り込め詐欺の可能性を疑い、報告を受けた大塚所長がすぐに利用者宅へ向かうよう、指示した。
利用者宅に到着した職員2人は利用者から事情を聞き、遠藤さんが息子と名乗る男性の携帯電話に連絡。名前と生年月日を確認したところ、男は「答えたくない」と応じたことから「怪しい」と感じ、通報した保土ケ谷署の指示をうけ、女性を説得した。
森元署長は「施設全体で日ごろから意識し、迅速な対応をしたことで振り込め詐欺防止につながった」と感謝した。
同署によると10月27日現在、区内における振り込め詐欺の件数は38件で、昨年(35件)と同水準で推移。被害総額は約4500万円となっている。
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