今井町自治会(高野彦市会長)と同町内にある4つの社会福祉施設が8月30日、保土ケ谷消防署立ち会いのもと、火災などの災害発生時に相互の消防応援協力を行うための覚書を締結した。
消防応援協力は1995年に発生した阪神大震災をきっかけに火災時の被害軽減や地域単位で防災対応能力を向上させようと市消防局が各区に呼びかけるなど推進しているもの。覚書には社会福祉施設及びその周辺地域における災害などによる被害の軽減を目的とし、発災時には、初期消火や避難誘導、応急救護など可能な範囲で活動する内容などが盛り込まれている。
締結式には社会福祉法人光風会「光風ホーム(清風)」(廣井信行グループホーム管理者)、社会福祉法人恵和「やわらぎ」(酒井崇所長)、社会福祉法人恵和「めぐみ」(鈴野浩司ホーム支援室長)、特定非営利活動法人うえん会「グループホーム銀の鈴」(中島友美理事長)が出席。宮代徹保土ケ谷消防署長も立ち会い、各施設の代表者が用意された調印・証書ホルダーに署名及び調印を行った。
宮代署長は「今井町自治会と4施設が有事の際に協力し合う協定に調印して頂き、大変心強い。今回の協定をきっかけに顔の見える関係を構築していただれば」と挨拶。東宣子同町自治会副会長は「今回の締結を機に地域と施設が一丸となって今井町を守っていければ」と話した。
区内ではこれまで35の福祉施設が消防応援協力に締結しており、今井町では今回の調印により6施設が消防応援協力に締結している。
|
<PR>
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>