全国小・中学校PTA広報誌コンクールで入賞した西谷中の広報委員長を務めた 福田 敬道さん 川島町在住 54歳
好きなことを一生懸命に
○…全国の小中学校のPTAが発行する広報紙のレイアウトや企画性などを審査して優秀作品を決める「全国小・中学校PTAコンクール」。2016年から西谷中学校のPTA広報委員長を務め、2年間にわたりいずれも入賞した。「みんなが面白く、ためになるような紙面をと考えながら楽しんでやってきた。その事が評価されて嬉しい」と当時を回想しながら嬉しそうに話す。
○…編集企画制作やグラフィック制作などを行う会社の代表を務める。「漫画家になりたくて漫画を発表できる媒体が欲しかった」と小学生から新聞係の編集長として制作に没頭。特に思い出に残っているのは中学生の時のこと。保健委員として新聞を制作していた時、先生に記事の事を褒められた。「褒められるととても嬉しいし、好きなことをもっとやりたくなるよね」と今につながる原点を懐かしそうに話す。
○…13年に川島小学校の広報委員長への就任をきっかけにPTA広報紙の作成に携わるように。広報紙作成にあたって大切にしたのは「実用性とエンターテインメント性」だという。児童たちに同校にちなむクイズを書いてもらって紙面にちりばめたり、スクールカレンダーを入れ込んだり、「家庭で親子が話せるようなものや活用できるものでないと」と当時の広報紙を手に取り話す姿に自然と熱がこもる。
○…子どもの中学卒業と同時に西谷中の広報委員長を退任。しかし、今でもアドバイザーとして携っているほか、区内の小・中学校のPTA広報委員会向けに広報紙作りのセミナーも行った。「これまで培ったノウハウを何らかの形で還元して、みんなが楽しく参加して地域全体が学校に関心を持ってくれればいいよね」と広報紙づくりの楽しさを伝えていく。
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