保土ケ谷区 人物風土記
公開日:2025.12.04
(一社)神奈川県警親会保土ケ谷支部の支部長で、地域の安全を見守る
星野 昌史さん
岡沢町在住 69歳
「縁の下」から治安守る
○…元警察職員を中心に構成される警親会は、警察の支援や警察のOB・OGの親睦を図ることを目的にボランティアで活動。住民に交通事故や特殊詐欺などへの注意を呼び掛けるキャンペーンなどに参加する。昨年6月から支部長を務めており、64人の会員をまとめる。「多くの民間人が縁の下からまちの治安維持に貢献している姿など、警察退職後に見えた世界がある。皆さんを見習い、社会貢献に尽くしたい」と実直に語る。
○…大学時代に経験した警備会社でのアルバイトが警察官を志したきっかけ。夜間巡回警備や交通整理など、多面的に人々の安全を守る警察官の姿に憧れ、卒業後に神奈川県警に入職した。要人や皇室関係の警備のほか、2011年には、県警本部の都市交通対策室室長として、停電で機能しない信号機の対応などに追われた。「身が引き締まる思いで、『これも警察の仕事なんだ』という新たな発見もあり、やりがいになった」
○…定年退職後、すぐに警親会に入会。「現役時代に警親会にお世話になったから」と迷いはなかった。警察に対して近寄りがたい印象を持つ人がいることを考慮し、「親しみやすい警察官を目指してほしい」と後輩たちに呼び掛ける。警察官が道案内などで、丁寧な言葉遣いができているか目を配る。また、警察官のモチベーションが高まる声掛けも意識する。
○…数年前、横浜スタジアム周辺でストレッチをしている人に話し掛けた縁で、ウォーキングイベントなどを企画するNPOのスタッフになった。週1、2回の活動に参加し、多い日には20Km以上の距離を歩く。「自分よりも5歳も10歳も年上の人が元気に歩く姿を見て励みになる。まだまだ衰えるわけにはいかない」とほほ笑む。
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