区内の医療や介護などといった関係機関や団体が一堂に会し、さまざまな課題を共有、話し合う「保土ケ谷区多職種連携会議全体会」が10月17日、保土ケ谷公会堂で行われた。
この会議は2017年に市が策定した、住み慣れた地域や自宅で医療を続け、暮らせる仕組みを整える介護・医療・予防・生活支援・住まいが一体的に提供される「横浜型地域包括ケアシステム」の構築推進や在宅医療を担う人材育成の一環として行われているもの。
区内では同システムの策定に先駆けて医療と介護の連携強化の観点から2014年から行われており、今回で6回目の開催。毎年各業界が抱えている課題の中からテーマを1つ取り上げ、基調講演ののち、グループワークを行い、横のつながりの強化を図ってきた。
この日は区内各地区の医師や歯科医師、看護師、ケアマネージャーら約270人が参加。口腔衛生が全身に与える影響について金子歯科医院の金子守男医師が講演。その後、公会堂のホールと会議室を使って20のグループに分かれ、口腔衛生についてそれぞれの立場から意見交換を行っていた。
主催関係者は「他の区でも同様の会議は開催されているが、これだけ多くの人が集まることは他にはないと聞く。それだけ、認知が広まり顔の見える関係も構築できている。この会議を通して改めてお互いの職種を理解するきっかけとなれば」と話した。
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