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保土ケ谷区 トップニュース経済

公開日:2020.02.13

イオン天王町店
建て替えで一時休業
2022年に営業再開

  • 最後の客を見送る関係者

  • シャッターが閉められ一時休業に入った

 イオンリテール(株)が運営する「イオン天王町店」が2月9日の営業終了をもって、建て替えのため一時休業期間に入った。今後、既存の建物を取り壊し、2022年の営業再開をめざす計画となっている。

 40年以上にわたり地域経済を支えている同店は、1977年に「ニチイ天王町ショッピングデパート」としてオープン。92年に「天王町サティ」に店名を変更し、2011年からは「イオン天王町店」となった。同社が運営を手掛ける約400店舗の中でも有数の売り上げ規模を誇る旗艦店だ。

 最終日となった9日夕刻には多くの買い物客が来店。神戸町に暮らし、ニチイ時代から買い物に訪れていたという吉田聡子さん(78)は、「オープン間もない頃から、子どもの手を引きながら買い物し、今は孫を連れて来ている。私にとっては思い出深いお店」と少し寂しげに話した。

 午後8時過ぎ、1千人近い人が集まる中、浅井弥一店長は「本日で42年間の営業をいったん休ませていただきます。歴史と緑あふれる保土ケの地でたくさんの皆様にご愛顧いただいたことを従業員一同感謝申し上げます。2022年に装い新たにニューイオンスタイル天王町として皆様にお会いできることを楽しみにしています」と挨拶。シャッターが下され一時休業期間に入った。

ネットスーパー移動販売は継続

 ネットスーパーや、移動販売車の運行は継続する。また、少しでも地域の買い物需要に応えようと、1月に閉店した和田のマックスバリュー跡地に「イオン横浜和田町店」を3月下旬に開業する予定だという。

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