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保土ケ谷区 トップニュース社会

公開日:2022.02.24

保土ケ谷消防署
建物火災が増加
2021年の状況まとまる

 保土ケ谷区内で昨年1年間に発生した、火災状況の速報値がこのほどまとまった。保土ケ谷消防署によると、年間の火災件数は35件で、前年に比べ9件増加。主な火災種別としては建物火災が一番多かった。



 市消防局の発表によると、2021年の市内における火災の発生件数は696件で、前年に比べ72件増加した。区内の火災件数は35件で、前年比9件増加。区内における火災での死者は1人だった。また、焼損面積は555平方メートルで、前年と比較すると262平方メートル増加した。



 区内で発生した火災を種別に見ると、最も目立ったのは「建物火災」で26件で前年比8件増。車両火災は3件、雑草やゴミなどが焼損した火災は6件発生している。



 出火原因として一番多かったのは「放火」で8件。前年と比較すると3件増加した。次いで多かったのが「こんろ」で5件、「たばこ」が4件だった。同署は「自宅での火の取扱いには十分に気をつけてほしい」と呼び掛ける。



火災警報器の点検・交換を



 煙や熱を自動で感知し、火災の発生を早期に知らせる「住宅用火災警報器」の設置が義務化されて10年が過ぎた。警報器は電池式が多く電池切れに注意が必要で、10年が交換の目安だ。「いざというときに作用するよう点検し、異常があった場合は新しいものと取り換えましょう」と担当者。同署では状況に応じて署員が設置をサポートすることで点検・交換を促進している。問い合わせは【電話】045・342・0119へ。

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