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公開日:2022.11.17
天王町
橘樹神社で奉納歌舞伎
子どもたち11人が20日
天王町の橘樹神社内にある神楽殿で11月20日(日)、奉納歌舞伎の公演が行われる。子どもたちに日本の伝統芸能を継承していくことを目的に、文化庁の地域文化財総合活用推進事業の一環として行われる取り組みで、夏場から週に一度、専門家から指導を受けながら稽古を重ねてきた小学生を中心に11人の子どもたちが江戸時代に人気を博した「曽我物語」を題材とした演目「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」を披露する。
「保土ケ谷こども歌舞伎」は2013年から地元商店街が主催する取り組みとしてスタート。毎年、秋に子どもたちが神楽殿に立ち歌舞伎を奉納している。例年、境内には立ち見が出るほどの観衆が集まり、艶やかな着物をまとった子どもたちが可愛らしくも、本格的な見得を切る度に、観衆から威勢の良い掛け声がかかり、飴玉が入った「おひねり」が飛び交う。
今回の演目は、鎌倉時代のあだ討ちを題材にした「寿曽我対面」(監修/花柳貴答・指導/立花志穂・衣装/日本演劇衣裳・床山/ながいかつら鍛治)。曽我兄弟が父の敵・工藤祐経と出会う場面を描く。富士の裾野で行われる巻き狩りの総奉行を務めることになった工藤が討たれることを約束する物語だ。
子どもたちの晴れ舞台を前に、主催するYCVテレミン商店街の安田峰雄代表理事は「子どもたちの晴れ舞台を、多くの方々にご覧いただき、『おひねり』を飛ばしていただきたい」と話している。
地元有志らが舞台設営に汗
子どもたちの晴れの舞台を商店街や地域住民らが支えている。舞台の装飾などは商店街関係者や保護者らが手作り。連日、工具や筆を手に仕上げている。
公演は2部制で正午からと午後4時30分からで観覧無料。会場となる橘樹神社前には、同商店街に加盟する店舗が飲食を中心としたブースも出店する。
掘り出し物も見つかるかも「フリマ」3年振りの開催
毎回、2万人近い人が訪れ、市内屈指の大型イベントとして知られているYCVテレミン商店街商店街の「フリーマーケット」が20日(日)に3年ぶりに開催される。午前9時から午後5時まで。同商店街でのフリマは30年ほど前から始まり、コロナ禍前まで年に数回企画されてきた。毎回、「掘り出し物」を求め多くの人で賑わう人気の企画となっている。
今回は駅前通りを規制し、衣料品や小物雑貨などを中心に約80店舗が出店する予定だという。子ども歌舞伎、フリーマーケットともに問い合わせは同商店街事務局【電話】045・335・6659へ。
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