保土ケ谷区 社会
公開日:2023.04.13
留守番電話の常時設定を
依然増加中の特殊詐欺
依然として保土ケ谷区内でも多くの被害が起きている特殊詐欺。
前年上回るペース
昨年1年間の区内認知件数は48件、約7588万円。今年も3月末までに12件・約1532万円の被害があり、昨年同時期(8件・約603万円)を上回るペースだ(いずれも暫定値)。
認知件数12件の半分がいわゆるオレオレ詐欺。子どもや孫を騙りお金が必要であることを伝え、上司・同僚などと名乗る犯人に現金を渡すよう仕向ける手口だ。
このほか「キャッシュカードを自宅に取りに来る」手口で知られるキャッシュカード詐欺盗や、自治体職員などを騙る還付金詐欺も増えている。保土ケ谷警察署生活安全課では「電話で『あなたのカードが偽造されました』などキャッシュカードの話が出たら詐欺。暗証番号は他人に絶対教えないでください」と話す。
「そもそも電話に出ない」
「最大にして唯一の対策」は、そもそも電話に出ないこと。同課では「犯人は自分の声が録音されることを嫌います」と留守番電話の常時設定や、警告音声が流れる迷惑電話防止機能付き機器の購入検討などを呼び掛けている。
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