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保土ケ谷区 経済

公開日:2023.10.05

福島県産水産物
黒岩知事が安全性PR
イオンスタイル天王町で

  • 法被をまとい福島県産の魚介類を売り込む黒岩知事

 東京電力福島第一原発の処理水放出などで風評被害が懸念される魚介類の消費を促し、水産業を応援しようとイオンスタイル天王町(中野公現店長)の水産コーナーで9月26日、黒岩祐治神奈川県知事がヒラメの握り寿司を試食するなどし、安全性をPRした。

 イオンリテール(株)は2018年から福島県と福島県漁業協同組合連合会と連携し、福島県産水産物の販路確保・拡大に協力。「福島鮮魚便」として売場展開している。イオンスタイル天王町は神奈川県内では唯一、「福島鮮魚便」を常設する店舗で、専任の販売スタッフが鮮度と品質の高さを伝えながら対面で販売を続けている。

「みんなで応援を」

 この日、アンコウやマトウダイ、イカ、ホッキ貝など福島県内で水揚げされた18魚種が並んだ水産コーナーを訪れた黒岩知事は「みんなで福島を応援しましょう」と呼びかけながら、来店客らにメヒカリの唐揚げなどをPR。知事の接客を受け唐揚げを購入した70代の主婦は「メヒカリという魚を初めて知った。中国が色々と言っているみたいだけど、福島だけでなく影響が出ている地域の方々を応援したい。今晩の食卓で楽しみたい」と話した。

 福島県沖の底引き網漁解禁に合わせて行われた福島県産水産物を応援する今回の取り組みは、9月末から10月上旬にかけて、同店を含む県内23店舗で実施された。イオンリテール水産商品部の松本金蔵部長は「福島県産の水産物の安全性をPRすると同時に、しっかりと販売していきたい」と話した。

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