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保土ケ谷区版 公開:2025年5月29日 エリアトップへ

横浜市 星川の行政区画活性化へ 市 多様な活動展開に期待

社会

公開:2025年5月29日

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「星天めぐる芸術祭」開催時の様子(市提供)
「星天めぐる芸術祭」開催時の様子(市提供)

 横浜市は、相鉄線星川駅中層階に位置する行政区画を活用した新たな「創造界隈拠点」の運営事業者を公募する。2004年から市が進めてきた「文化芸術創造都市」の取り組みにおいて、都心臨海部以外では初の「創造界隈拠点」となる。

 同事業は、文化芸術が持つ創造性をまちづくりに生かし、都市の新たな価値や魅力を生み出すことを目指している。今回公募する拠点は、地域や社会、時代が求めるテーマに創造的な手法やコンテンツでアプローチし、持続可能なまちづくりに貢献することを目指す。

 対象となる区画は星川駅に直結(星川1の1の1)。施設は鉄骨造2階建ての建物内にあり、対象面積は約200平方メートル。

 市にぎわいスポーツ文化局の担当者によると、対象区画は数年間遊休化し、活用方法が決まっていなかったという。そこで市は3月に同行政区画を活用した「星天めぐる芸術祭」を開催。オリジナルポーチを作成するワークショップなどを実施し、多くの参加者でにぎわったという。

地域に根差した拠点に

 人々が集まり、憩い、交流するコミュニティーの拠点となり、星川〜天王町エリアににぎわいを創出し、まちの新たな魅力となることが期待される。市の担当者は「例えば、脱炭素やサーキュラーエコノミーを学び体験できる場、アートや文化に触れられる場、旧東海道の宿場町としての歴史や文化を町の魅力として発信するイベントなどが考えられる。保土ケ谷区役所や民間事業者と連携しながら、地域に根差した拠点となることを期待する」と述べる。

 横浜市は運営事業者との間で転貸借契約を締結し、同施設を貸し付ける。賃料は無償だが、共益費、固定資産税及び都市計画税相当額等は運営事業者の負担となる。選考は公募型プロポーザル方式による提案選考。応募書類の受付期限は7月9日(水)。7月下旬に選考(プレゼンテーション・ヒアリング)を行い、9月上旬までに選考結果を公表する予定だ。公募要項等の詳細は、横浜市のウェブサイトで確認できる。

 同事業に関する問い合わせは、市にぎわいスポーツ文化局【電話】045・671・3425へ。

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