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保土ケ谷区 教育

公開日:2025.06.05

横浜の港の歴史学ぶ
峯小で開港記念式

  • 講演を聞く児童

 市立峯小学校(石渡範子校長)で5月29日、横浜の港の開港記念式が実施され、全校児童約600人が参加した。

 6月2日の開港記念日にちなんだもの。記念式の中では元保土ケ谷区長でNPO法人元気な地域人の会理事長の金子宣治さんによる講演「横浜開港から山下公園ができるまで」が行われた。

 金子さんは、吉田新田開発前の絵図で現在の横浜駅や横浜スタジアム、伊勢佐木町などの位置を示し、「横浜駅がある場所は昔は海の中だった」と児童に話した。また、現在の山下公園付近の海岸に横に長い砂浜が広がっており、周辺が「横浜村」と呼ばれていたことが「横浜」のルーツであることを伝えた。横浜村の最古の写真では、「ここに写っているのは横浜市歌で歌われているとま屋。とま屋は小さな粗末な家という意味。この光景が横浜の元々の風景」と語った。

 講演を聞いた児童は「横浜市歌に関係があることを初めて知った。横浜の港の歴史を知ることができた」「地震で建物が壊れてできた瓦礫を埋めて山下公園ができたことを知った」と話した。

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