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保土ケ谷区 社会

公開日:2025.09.25

保土ケ谷警察署管内
二輪車事故が全体の4割
「心・時間にゆとりを持って」

 保土ケ谷警察署管内で今年1月から8月末までに発生した交通事故は237件。昨年同期比で17件減少したものの、昨年は年末にかけて事故件数が増加したこともあり、今一度気を引き締めたい。特に二輪車が関係する交通事故が最も多く、全体の約38%を占める。区内では国道1号線や環状2号線などの幹線道路を抱え、山坂が多い特性もありバイクを移動手段とする人が多い。そのため、二輪車事故の増加が長年の課題だという。

 同署の佐藤哲也交通課長は「車両同士の追突、交差点での右折×直進の事故、歩行者横断中の事故などが多く発生している。無理なすり抜けや速度の出し過ぎが事故の原因になる。ゆとりある運転をしていただきたい」と警鐘を鳴らす。

 二輪車事故を減らすための心構えとして佐藤課長は「青信号で交差点を通過する際の対向車やスピードの出し過ぎには注意が必要で、心と時間にゆとりを持った運転が大切。また、ヘルメットはあごひもを確実に締め、プロテクターとエアバック付きジャケットを着用することで、事故に遭った際に体へのダメージを軽減できる」と述べる。

 また、朝夕の運転で日差しがまぶしく信号が見えにくい場合はサンバイザーやサングラスの使用が効果的だという。

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